2021年から現在、SNSやメディア等で話題になっている「NFT」。8歳の男の子が夏休みの自由研究で作ったNFTアートが1点約2,300円から最高80万円で取引されたり、アメリカのデジタルアーティスト、Beeple氏の「Everydays – The First 5000 Days」がおよそ75億円で取引されたりと世界、そして日本でも話題となりました。
NFTの知名度を調査した結果、NFTという存在を知っているのは10人に3人程度(158人/500人)であることが分かりました。その中でもNFTを所有しているのは500人中14人に留まり、アンケート調査を行った全体の2.8%でした。
これらの事から現状NFTは、イノベーター理論でいう「イノベーター」段階に当てはまる初期の段階だと思われます。引用:株式会社CoinOtaku
NFTとはいったい何なのでしょう?
この説明で多くの方が「やっぱり私にはムリ!!」となっているんです。
「非代替性」も「トークン」も日常で使わない言葉ですよね。
もっと簡単にならないものかと思いますが…私ひらめきました。
NFTを一言でわかりやすくお伝えする例をひらめきました。それは・・・
NFTの最大の特徴 NFTはスマホやPCにある写真・動画、音楽などと同じ、デジタルデータです。
では、普通のデータとNFTは何が違うのか。 NFTの最大の特徴は、ひとつひとつのデータに固有のIDがついていること。
データにID?
まだイメージし辛いですよね。
そこでたとえるのが
「大谷選手のサインボールです。」
- 大量生産されている硬式野球ボール
- 大量生産されている硬式野球ボールと同じボールだけど大谷選手の直筆サインが入ったボール
みなさんはどちらがほしいですか?価値を感じますか?
たぶん大谷選手の直筆サインボールですよね?
それはなぜか…直筆サインが入ったことで大量生産されている硬式野球ボールのひとつに固有のID(大谷サイン)が刻まれたからですよね?これが唯一性の価値です。
NFTは非代替性をもっているものを指し、これまで仮想通貨が実現できなかった非代替性、唯一性を実現できるところに大きな特徴と進歩があります。
どうです?少しイメージできましたか?
さて次はNFTでどうやって稼ぐかを確認していきます。
NFTマーケットで購入したものを高値で売却する
1つ目の方法は、NFTマーケットでNFTを購入して、NFTが値上がりしたところで売却する方法です。代替が不可能なNFTは希少性があり、価格が上がっていくことも珍しくありません。また、売買で使用する暗号資産(仮想通貨)の価格変動によっても利益が得られる可能性もあります。
NFTマーケットに作品を出品する
2つ目の方法は、自分でNFTマーケットで販売する方法です。自分自身にアートや音楽などのコンテンツを作成する能力があるのであれば、自分の作品をNFTに紐づけて販売することで、売却益を得ることができます。もし自分でコンテンツを作ることができなくても、プロにそれを依頼して完成したコンテンツをNFTマーケットで販売をすることも可能です。
NFTに関連する暗号資産(仮想通貨)に投資をする
最後に紹介する方法は、NFTに関連する暗号資産(仮想通貨)の銘柄に投資をする方法です。NFTに関連する銘柄はNFT市場の盛り上がりに合わせて、近年は次々と価格上昇を繰り返している状況です。これらの銘柄を早いうちから保有し、大きく値上がりすることに期待し、価格差益を狙っていくのも1つの方法です。
さまざまなコンテンツと紐付けられている唯一性を持ったNFT
すでにNFTが取引されるマーケットではアートや音楽、文章などのあらゆる作品がNFTと紐づけられ、仮想通貨のようにブロックチェーンで流通しています。NFTと紐づけることによってこれらの作品はコピーが不可能になり、唯一無二の作品であることが証明され、希少性を保証することが可能となりました。それらのNFTと紐づけられた作品は、NFTマーケットで購入することで入手でき、作者はその対価をNFTマーケットから得ることができます。
引用=CHRISTIE'Sより「Everydays – The First 5000 Days」
NFTアートで取引された、現在の最高額はおよそ75億円です。これはアメリカのデジタルアーティスト、Beeple氏の「Everydays – The First 5000 Days」についた価格で、世界中で話題となりました。
日本でも小学3年生の「Zombie Zoo Keeper(ゾンビ飼育員)」くんが、夏休みの自由研究として出品したNFTアートが高額で取引されていることが話題となり、NFTが注目されるきっかけの一つとなりました。
挑戦:NFTを買ってみよう
さっそくNFTを買ってみましょう。
買い方は
- 仮想通貨取引所でイーサリアムを購入
- 口座開設
- 日本円を入金(送金制限に注意)
- イーサリアムを購入(販売所NG)
- MetaMaskでウォレットを作成
- OpenSeaとMetaMaskを連携
- MetaMaskにイーサリアムを送金
- NFTを購入
大体大きく分けて5ステップで完了しますので挑戦してみましょう。