コロナウィルスの影響で開催が危ぶまれていた第97回東京箱根間往復大学駅伝の開催も決まったようですね。
年始の風物詩ですので開催されるというのはとても嬉しいですよね。大学生が必死にたすきをつなぐ姿にまた感動をもらえそうです。
さて、その箱根駅伝ですが「選手は何回出れるの?」「何歳まで出れるの?」と疑問に思ったことはありませんか?
箱根駅伝の出場には一定の制限があり、その制限をクリアした学校でなければ出場できないわけですが、今回はその中でも出場選手の制限をピックアップ
選手として出場できる年齢や回数を調べてみました。
1箱根駅伝に出場できる年齢
箱根駅伝、正式名称は「東京箱根間往復大学駅伝競走」といい、関東学連に加盟している大学に所属している学生が出場できます。要は関東圏の大学ではないと出られないということです。
特に何もなく中学校を卒業して高校、高校卒業して大学とスムーズに進めば18歳〜22歳が大学在学の年齢になりますが、必ずしもそうとは限りませんよね。
浪人したり、留年、留学、天候、休学、などさまざまな理由で大学生としての年齢は一定ではありません。
そこで箱根駅伝に出場するための年齢について調べてみました。
1−1年齢制限はある?
箱根駅伝へ出場するための年齢制限
◎年齢制限はありません。
1993年の第69回大会から無くなった。
誰も知らない裏話箱根駅伝は1947年から1992年までは年齢制限があった。
上記の期間は、箱根駅伝に出場できるのは28歳以下という年齢制限が設けられていた。
1−2過去に出場した選手の年齢
渡辺和也・2018年に行われた箱根駅伝で30歳のオールドルーキーと話題に。
・報徳学園卒業後企業に所属(山陽特殊製鉄、四国電力、日清食品グループ)
・2017年に東京国際大学に入学
・村社講平(むらこそ こうへい)さん・中央大学・1939年に行われた箱根駅伝に出場した。
・当時33歳131日
・5区の区間賞も獲得
2箱根駅伝に出場できる回数
年齢制限が無いとなると、気になるのは出場できる回数ですね。回数についての規定を調べてみました。
2−1回数に制限はある?
・出場資格として出場申込回数が4回を越えないことが条件
・4回までなら何歳でも出場可能。
誰も知らない裏話・在学4年間の間に毎年4回走ってしまったら留年した場合次の年は出場できない。
・大学院に進学した場合出場回数はリセットされる。
・大学と大学院では出場大学として別枠扱いになる。
2−2大学5年生で出場も可能?
右が竹石選手
第96回箱根駅伝で2年ぶり5度目の優勝を果たした青学大の竹石尚人(4年)が留年し、来年の箱根駅伝を目指すことを検討していることが3日、分かった。
竹石は18、19年大会で5区に出場。学生の集大成となるはずだった箱根駅伝では昨年11月下旬に左足を痛め、登録メンバー16人から外れた。
一時、竹石は大学卒業を区切りに競技の第一線から退く決断を下し、大手生命保険会社から内定を得た。その後、競技への意欲が再び高まり、内定を辞退し、実業団チームを持つ企業の入社を希望。だが、ほとんど実業団チームは20年春に入社する選手が固まっており、竹石は今春の実業団チーム入りの可能性はなくなった。21年春の実業団入りを目指しながら、5年目の大学駅伝に挑む可能性を検討している。
箱根駅伝の出場(登録を含む)は4回まで。1、4年時に登録メンバーから外れた竹石は来季も箱根駅伝の出場資格を持つ。
引用:スポーツ報知
2022年の箱根駅伝でも青山学院の竹石選手が5年生で出場するかもしれないということです。まだ2回しか登録されていないようですので、上記の条件に照らし合わすよ残り2回は出場できるということになりますね。
他にもこのような選手がいるかも知れません。
箱根駅伝を見る際は年齢などにも注目してみてください。
3まとめ
今回はお正月の風物詩、箱根駅伝に注目してみました。今回は出場できる年齢と回数をピックアップ。
年齢制限はなく、出場回数は4回までということが分かりました。
年齢制限がないということは私も出れることになるので、今から目指しても不可能では無いということ・・・いや、走れない無理です。
年齢関係なく、一つの目標に向かって仲間とたすきを交わし、走り抜く姿はとても感動的です。
ことしはコロナで悩まされた一年。来年は少し改善していることを祈りながら箱根駅伝を応援していきましょう。