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パラ注目水泳選手一ノ瀬メイ先天性欠損症で右手がない!出身や経歴は?

今回は東京パラリンピック注目の水泳選手一ノ瀬メイ選手に注目です。一ノ瀬メイ選手は生まれつきの障がい「先天性欠損症」により右手がありません。それでも1歳半から水泳を始め世界と戦ってきました。水泳以外でもスピーチコンテストで全国優勝の経験もあります。また、同じ障がいのお子さんをもつ美馬アンナさんと対談したりと障がいを乗り越えた活躍が光ります。そんな一ノ瀬メイ選手の出身や経歴をまとめました。

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1一ノ瀬メイとは

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引用:mei_ichinose

リオデジャネイロ・パラリンピックに出場し、一気に注目を集めた一ノ瀬メイ選手ですが、現在はオーストラリアを起点に練習を重ねています。パラリンピック日本代表に選ばれた美女アスリートでその美貌から『水のプリンセス』との呼び声も。

1−1一ノ瀬メイプロフィール

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名前:一ノ瀬 メイ(いちのせ めい

生年月日:1997年3月17日
身長:166cm
体重:58kg
出生地:京都府京都市
所属:近畿大学(職員)
愛称:メイメイ

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1−2一ノ瀬メイ経歴

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引用:mei_ichinose

・1997年京都府生まれ。
・障がいは、先天性の右前腕欠損。
・1歳半から水泳を始める。
・小学校2年時に近畿障害者水泳選手権大会で25m背泳ぎと50m自由形で1位。
・小学校4年の途中で1年間イギリスに留学しスイミングスクールに通い大会にも出場
・京都市立紫野高等学校3年時に、2014年アジア競技大会に出場。
・2010年アジアパラ競技大会に史上最年少13歳で出場し50m自由形(S9)で銀メダル。
・2015年2月に行われた全英連第8回全国高等学校英語スピーチコンテストでは、障害の「社会モデル」についてのスピーチを行い全国優勝。文部科学大臣賞・ 文部科学大臣杯を受賞。
・2015年近畿大学に進学
・リオ2016パラリンピックでは6種目に日本代表として出場。
・2019年近畿大学を卒業。卒業後は大学職員になる。
・近畿大学とオーストラリアを練習拠点としている。

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1−3一ノ瀬メイはハーフ

 

・父親はイギリス人
・母親は日本人

両親ともに障害のことを「障がいは背が高いことと同じ個性で、隠すことではない」と話しており、一ノ瀬メイさんの障がいへの向き合い方や考え方は両親の影響が大きいようです。

2一ノ瀬メイの競泳

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引用:mei_ichinose

水泳を始めて大変だったことは練習環境を整えることだったそうです。小さい時からパラリンピックを目指すことが目標になって、それでスイミングに入ろうと思ったときに、腕の理由で競泳コースに入れてもらえなかったことや高校から大学に進学するにあたっても、スポーツ推薦という形で受け入れてくれる大学はなかなか見つからなかった経験が競泳への思いや障がい者と健常者の垣根を取りたいというモチベーションに繋がっているようです。

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2−1成績

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引用:mei_ichinose

◎クラス
S9/SB9/SM9
◎2014年
インチョン2014アジアパラ競技大会 (韓国)
200m個人メドレー 2位
100m平泳ぎ2位
50m自由形 3位
100m背泳ぎ 3位
◎2015年
PC世界選手権 (イギリス)
200m個人メドレー 8位
◎2016年
ジャパンパラ競技大会 200m個人メドレー 1位
100mバタフライ 1位
50m自由形 1位
◎2017年
日本身体障がい者水泳選手権大会
50mバタフライ 1位
◎リオパラリンピック(2016年)
リオパラリンピック
4×100mリレー(34ポイント) 6位
4×100mメドレーリレー(34ポイント) 7位

2−2障がいのクラス

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引用:mei_ichinose

障がいをもつ方々の競泳大会は区分(クラス)で別れて競技を行います。一ノ瀬さんは「S9」「SM9」「SB9」というクラスでの大会出場となります。

引用:日本障がい者スポーツ協会

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3一ノ瀬メイのスピーチ

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引用:mei_ichinose

・高校3年生のときに「第8回 全国高等学校英語スピーチコンテスト」に出場。
・「社会が障がいを持たせている。だから社会が変われば障がいもなくなる」とスピーチ。
・優勝し、文部科学大臣賞・ 文部科学大臣杯を受賞。

社会に障がい者への理解を訴えたいという想いが強く、全国優勝くらいしなければ、自分の声を多くの人に届けられないと思ったそうです。また、リオ2016パラリンピックへ出場するまでも、「世界で戦える競技者になり、メディアで取り上げられることで自分の想いを発信したい。そのために水泳の練習をがんばろう」というと強い気持ちで努力を続けたそうです。「腕がないから何もできないと決めつけられたくない」「障がい者というレッテルをはられたくない」と訴えたい。この気持ちがモチベーションになっているようです。

4まとめ

東京パラリンピックでも注目選手の一ノ瀬メイさん。障がい者として生まれましたが、自分を障がい者と思ったことは一度もないといいます。さらに競泳第一線での活躍。

このことは自分の子どもが同じ先天性欠損症の美馬アンナさんなど多くの同じ障がいで悩む人々の支えになっているそうです。

障がい者でも、腕が短い人、半身麻痺の人、車いすに乗っている人、視覚障がいの人とかいろんな人がいて、それぞれみんな違う経験をして、思ってることも全員全然違う。その人その人をもっと“個“として見れる社会になっていけばいいなと強く願っていて、現在は競泳を通してその思いを発信しています。

今後も注目し、応援していきましょう。

 

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