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小林陵侑は田舎(岩手)出身だから強いって本当?

スキージャンプの若きエース小林陵侑選手は岩手県八幡平市出身です。岩手県といえば野球の大谷投手や菊池雄星投手、ロッテの佐々木投手と怪物が生まれる土地。世界トップクラスのスキージャンプ怪物選手を排出する秘密は田舎(岩手)育ちにあるのでしょうか。

引用:ryo_koba

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1強さの秘密は岩手のジャンプ台

高校までは岩手で過ごし、田舎(岩手)で練習を続けていた小林陵侑選手、強さの秘密に岩手のジャンプ台は何か関係あるのでしょうか。

1−1北海道のジャンプ台は?

引用:ryo_koba

ジャンプの聖地◎大倉山ジャンプ競技場

190万人が暮らす北方圏最大の都市・札幌。
その街なみと、はるか彼方の地平線までをも望む大倉山ジャンプ競技場は、1972(昭和47)年に開催された冬季オリンピック札幌大会でジャンプ競技が行われた場所としても知られています。現在はサマージャンプやナイタージャンプが可能な近代的な設備も完備され、数多くの国際的なジャンプ競技大会が開催されています。

:ジャンプ台概要:

ラージヒル HS-134 K-120
全長368.1m・標高差133.6m・傾斜長403.8m
ジャンプ台使用時期:オールシーズン使用

昭和6年に開設した歴史あるジャンプ競技場で、数多くのジャンパーを生み出したジャンプのメッカともいえる競技場です。札幌冬季オリンピックでは90m級の競技会場として使用されましたが、平成9年の大規模な改修によりK点が120mになり、オールシーズン対応のジャンプ台として生まれ変わりました。

選手や記録に配慮された設計で、基本的にはジャンプに有利な向かい風で飛べるように設計されています。

1−2何が違う?岩手のジャンプ台

引用:ryo_koba

岩手のジャンプ台◎田山スキージャンプ場(岩手県営スキージャンプ場)

八幡平市矢神地内、田山スキー場に隣接しています。

ミディアムヒル(K50)・スモールヒル(K25)の2台が併設されており、トレーニングや大会に利用できます。

八幡平市矢神地内、田山スキー場に隣接しています。

向かい風が前提でない本州で最重要視される技術は「空中で動かず抵抗を受けない」こと。これが陵侑のジャンプの源流だろう。近年は安全確保などのために助走スピードを落とす傾向があり、選手有利な条件で飛べるケースは減った。つまり、推進力ではなく浮力重視の陵侑の技術は、今のトレンドに合致する。

引用:スポニチ

県営のスキージャンプ場は向かい風を考慮された設計になっているわけでは無く、その時、その瞬間の風を感じてジャンプするしかありません。小林陵侑選手もこのような条件下で練習を積んでいます。

追い風でも浮力を保つための技術が小林陵侑選手の強さの秘密です。

この浮力重視の技術は田舎(岩手)のジャンプ台が影響しているいっても過言ではありません。

2いわてスーパーキッズ

引用:ryo_koba

「いわてスーパーキッズ」とは?となりますよね。オリンピックに出場したり、ワールドカップで総合優勝したり、今まで日本人が成し遂げられなかったことを実現させている小林陵侑選手ですのでもちろん幼少時代は「スーパーキッズ」だったことでしょう・・・とどうやらそういうことではないみたいです。

2−1いわてスーパーキッズ事業とは

引用:ryo_koba

岩手県には一流アスリートを育てるための事業があるようです。この活動が「いわてスーパーキッズ事業」

いわてスーパーキッズ事業1 事業趣旨

(1) オリンピックを目標に、世界で活躍するトップアスリートとなる人材を発掘・育成する。

(2) 世界を目指すことのできる可能性の高いスポーツを見つける。 (3) スポーツへの挑戦を通して世界に通じる「人間力」を育む。

2 事業実施主体

(1) 主 催 岩手県

(2) 共 催 岩手県教育委員会 公益財団法人岩手県体育協会

(3) 後援等 公益財団法人日本オリンピック委員会 独立行政法人日本スポーツ振興センター 仙台大学スポーツ健康科学研究実践機構 岩手大学スポーツユニオン

 

体力テストなどを経て選抜された小学5年生以上の子ども達がプログラムを通して多くの競技を経験したり、トレーニングをしたりしながら適正を判断し、専門競技を見つけて、その競技において専門的に強化を図っていく事業ですね。

小林陵侑選手もこの事業に参加していました。

2−2小林陵侑選手もスーパーキッズ?

引用:ryo_koba

 

世界のトップアスリートとなる人材育成を目指し、県が取り組んでいる「いわてスーパーキッズ発掘・育成事業」。平昌(ピョンチャン)五輪ジャンプ競技の日本代表に選ばれた八幡平市出身の小林陵侑選手(21)は、その1期生だ。県によると、こうした事業は全国で行われているが、五輪選手は初めてといい、達増拓也知事は「オリンピック選手を育てようという夢が実現した」と話している。

小林選手がスーパーキッズに選ばれたのは小学5年生のとき。同事業にスタート時から関わっているアルベールビル冬季五輪ノルディック複合団体の金メダリストで県スポーツ振興課の三ケ田礼一さんは「敏捷(びんしょう)性に優れていた」と当時を振り返る。

達増知事は「スーパーキッズや、一緒に切磋琢磨(せっさたくま)している若い選手の励みになる」と陵侑選手の五輪出場を称賛。平昌五輪には兄、潤志郎選手(26)も出場することから、「トップを狙ってほしい」と小林兄弟の活躍に期待している。

引用:産経ニュース

小林陵侑選手はなんと「いわてスーパーキッズ」の一期生だったのですね。一期生でこの成果は「いわてスーパーキッズ事業」恐るべし・・・今後もこの事業から世界を舞台に戦う選手が出てくるかもしれません。注目ですね。

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3小林陵侑とは

引用:ryo_koba

小林陵侑選手とはどのような選手なのでしょうかプロフィールや主な実績を見ていきましょう。

3−1プロフィール

プロフィール

名前:小林陵侑(こばやし りょうゆう)

生年月日:1996年11月8日
血液型:A型
身長:174cm
体重:59kg
出身:
岩手県八幡平市
高校:盛岡中央高等学校
所属:土屋ホーム

誰も知らない裏話家族は両親と兄、姉、弟。姉諭果もジャンプ選手。

3−2実績

引用:ryo_koba

経歴・本格的にジャンプを始めたのは小学校3年から。

・高校までは複合とジャンプに出場していた。

・2015年4月土屋ホームに入社と同時にジャンプに転向。

・2016年1月24日にポーランドのザコパネでワールドカップデビュー。7位に入り初戦でポイントを獲得。

・2018年2月平昌オリンピックでは日本人最高位のノーマルヒル7位、ラージヒルで10位。

・2018年11月ワールドカップルカ大会(フィンランド)でワールドカップ初優勝。

2018年12月30日~2019年1月6日のジャンプ週間では史上3人目、日本人初となるグランドスラムを達成

2018-2019シーズン初優勝から通算13勝をあげ、日本人初となる総合優勝。

・2019−2020シーズンは個人総合3位

プロフィールや経歴を見ても世界トップレベルの選手だということが分かりますね。

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4まとめ

小林陵侑選手の強さの秘密は田舎(岩手)出身ということも大きく関係していたのですね。

ジャンプ台や気候に合ったジャンプを追求することで追い風に強いジャンプを手に入れました。

それに加え、岩手のスポーツ選手育成事業により、経験と実力を高めた結果が今の小林陵侑選手の強さのようです。

今後も田舎(岩手)出身の小林陵侑選手に注目し、応援していきましょう。

 

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