広告 トレンド

前大脳動脈解離で脳梗塞とくも膜下出血!原因や治療、前兆や症状は?

爆笑問題の田中裕二さんが頭痛により救急搬送され、診断結果は前大脳動脈解離によるくも膜下出血、脳梗塞と診断され、一ヶ月程度休養するという発表が所属事務所からありました。突然の大病。田中裕二さんの大動脈解離とはどのような病気で、手術をしない治療とはどのようなものなのか、また、前兆や後遺症なども調べてみました。

スポンサードリンク

1所属事務所からの発表

ご報告

平素より大変お世話になっております。

本日、午前2時ごろ、弊社所属の爆笑問題・田中裕二が自宅にて頭痛の為、救急車により都内の病院に搬送されました。

その後、検査の結果、前大脳動脈解離による、くも膜下出血、脳梗塞と診断されました。

搬送された病院での処置により、幸い大事に至る事はなく、さらなる検査の結果、今のところ手術等の必要性もなく田中裕二本人も変わりありませんので、入院期間1週間程度の診療計画となりました。しかし、動脈解離が前大脳であるために大事を取って一か月程度休養させて頂くことと致します。

いつも応援してくださる皆様、関係者の皆様には、大変ご迷惑とご心配をお掛け致します。

弊社と致しましても田中裕二の健康を第一に考え、当面の間、担当医と相談の上、活動再開に向けて最善を尽く所存です。

大変お騒がせし恐縮ではございますが、何卒、宜しくお願い申し上げます。

令和3年1月20日
株式会社タイタン
代表取締役 太田光代

奇しくもこの日のラジオ番組収録で脳ドックの話を繰り広げ笑いを取っていたそうです。しかも脳ドックの結果は毎年異常なしという報告も同時に行われていてのですが…。突然の出来事だったようです。

2動脈解離とは?

動脈の壁は3層構造で、内側から内膜・中幕・外膜で成り立っています。動脈解離は全身の動脈どこでも起こりますが、脳動脈では頸椎の中を走行する椎骨動脈に起こることが多いです(60%以上)。

解離は内膜が破れて、「内膜と中膜の間で起こる場合」と「中膜と外膜の間で起こる場合」があります。
前者は血管腔の狭小化をきたし脳梗塞になります。脳梗塞は通常頭痛を伴いませんが、椎骨動脈解離の場合は例外的に後頚部痛・後頭部痛をきたします。
後者は嚢状の拡張を呈し、解離性椎骨動脈瘤となり、外に破れてくも膜下出血になります。

椎骨動脈解離は、動脈硬化などの危険因子を持たない比較的若年者に多く(40歳前後)、男性に多くみられます
原因不明のこともありますが(特発性)、カイロプラスティックや頸部の捻転を伴うスポーツや頸部の外傷が契機になることもあります(外傷性)。

引用:医療法人光川会 福岡脳神経外科医院

 

3くも膜下出血とは

「くも膜」と「脳表」の間に出血

脳は3層の髄膜で囲まれていて、その中間の膜がくも膜です。脳動脈瘤は脳とくも膜の間にありますから、脳動脈瘤が破裂すると血液がくも膜と脳表の間に凄い勢いで広がります。このようにくも膜の下に出血が起こるのでくも膜下出血といいます。

出血は血圧と同じ圧で起こりますから、頭蓋内圧が血圧と同じになった時点で出血は止まります。これが一瞬の間に起こり、それに絶えられないと呼吸が停止してしまい、突然死となります。
また脳は通常髄液という透明な液の中に浮いていますから、血液にさらされると色々なことが起こってきます。ですからくも膜下出血が幸いに軽症であっても、起こってから2週間は目がはなせません。

引用:医療法人光川会 福岡脳神経外科医院

4脳梗塞とは?

死因の第4位を占める重大な病気

脳梗塞は昔は脳軟化といわれ、脳出血は脳溢血といわれていました。脳卒中は日本の厚生労働省の統計では脳血管疾患として分類されています。以前は日本の国民病といわれるほど多いものでしたが、食生活の変化や高血圧の治療が行き届くようになったために重症例は減りましたが、食生活の欧米化で脳梗塞が非常に増加しています。しかし、現在も悪性新生物(癌)・心疾患・肺炎に続き、我が国の死因の第4位を占める重大な病気です。また高齢者の認知症や寝たきりになる最も多い原因疾患ですので、予防が大切な病気です。

引用:医療法人光川会 福岡脳神経外科医院

5原因と治療方法は?

原因は、「高血圧」「喫煙」「動脈硬化」によって血管がもろくなり傷がつくことだと考えられています。

血圧をコントロールする薬

・外科手術、ときに血管内ステントグラフト内挿術

田中さんは手術をしないとのことですので血圧をコントロールする薬で治療し、様子観察となるようですね。

6動脈解離の前兆と症状は?

6−1動脈解離の前兆

大動脈解離には前兆といえるものがなく、発症の予測はきわめて困難です。

6−2動脈解離の症状

大動脈解離の症状の一番の特徴は、突然、胸あるいは背中に杭が刺さるような激痛が走ることです。解離が進むにつれ、痛みが胸から腹、脚など、体のいろいろなところに移動する場合があります。

引用:NEWHEART

田中さんの場合は前大脳での解離のため強い頭痛に襲われたようです。

スポンサードリンク

7前大脳ってどこ?

引用:カンゴルー

◎大脳の主な役割
・思考、自発性(やる気)、感情、性格、理性などの中心です。病気や怪我で優位半球の前頭葉が障害されると、これらの機能が低下。
・言語中枢があります。 とくに話すことに関わる機能。
・体を動かす運動野(うんどうや)という部分。
非常に大事な領域となりますので、大事をとって1ヶ月の休養となったようです。

8まとめ

今回は田中裕二さんが動脈解離によるくも膜下出血と脳梗塞というニュースを取り上げて、動脈解離やくも膜下出血、脳梗塞についてまとめてみました 。

高血圧が主な原因ということで、今後は食事や運動、規則正しい生活に十分気をつけて頂いて、早く復帰してほしいですね。

そしてまた爆笑問題として私達に笑いを届けてほしいものです。

応援していきましょう!

-トレンド