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陸上山縣亮太を復活9秒台へ。コーチ高野大樹の指導法は?経歴も紹介

今回は東京オリンピック出場を決めた山縣亮太選手を復活させ、さらに9秒台まで導いたコーチの高野大樹さんに注目です。いったい高野大樹さんはどのような指導法で山縣亮太選手を9秒台へと導いたのでしょうか?なぜ山縣亮太選手は高野大樹さんをコーチに選んだのでしょうか?その理由に高野大樹さんの経歴やプロフィールから読み解いていきましょう。

1コーチ高野大樹

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引用:melos.media

高野さんは、慶応の同期でパラリンピック2大会連続出場の高桑早生選手(NTT東日本)や、女子100メートル障害日本記録保持者の寺田明日香選手(ジャパンクリエイトグループ)の指導をするプロのコーチです。

1−1高野大樹の指導

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引用:asahi.com

高野大樹コーチの指導方法でベースになっていることは「聞くこと」だそうです。高野大樹コーチは聞き上手だそうです。選手に尋ねることから指導が始まり考えや理論の押しつけをせず、個の力を引き出すことに重点を置いています。

◯聞くこと
・山縣選手は足首や膝など右脚に故障が相次ぐ原因を一緒に考えた。
・右股関節の動かし方の改善に取り組む。
・練習では山縣選手の目的に沿ったメニューを示した。
・「分かり合っていないと、コーチングは成立しない」とコミュニケーションを重視。
・山縣選手は「僕の言葉をすごく理解してくれようとする」と感謝。

1−2高野コーチ「聞く」指導の原点

高野大樹さんの「聞く」ということの原点は陸上競技ではなく、鉄棒の指導で感じたことが大きく影響しているようです。陸上の指導のベースが鉄棒指導が原点だったとは驚きですね。

◯逆上がりの指導
・埼玉大で学生時代
・所属ゼミで「学内で小学校教員を目指す学生全員に、逆上がりを覚えさせる」というプロジェクト。
・1年に数人、人生で1度も回ったことがない学生に出会う。
・持てる限りの知識で教えた。
・1カ月経ってもうまくいかない。
・たまりかねた教授が変わって教えるとすぐできるようになった。
・高野コーチはもう1回がんばろうとか、手を強く引いてみようとか、技術的なことを伝えていた。
・それはできる人の言葉であって、21年間できない子には響かないと気づく。
・教授はどんな感じ?って、悩み相談から始める。
・この感覚ならどう?って、できない子でもピンときそうな言葉を伝える。

相手に、次はできそう、と思わせることが1番のコーチングとその時に学んだそうです。

2高野大樹とは

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引用:jiji.com

それでは陸上コーチの高野大樹さんとはどのような経歴の持ち主なのでしょうか。

2−1高野大樹プロフィール

名前:高野 大樹(たかの だいき)
生年月日:1989年1月17日
身長:179cm
体重:72kg
出身:茨城県つくば市
高校:下妻一高
大学:埼玉大学
大学院:埼玉大学大学院
家族:妻、子一人

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2−2高野大樹経歴

◯経歴
・中学一年から陸上を始める。
・茨城県立下妻第一高当学校進学
・埼玉大学進学
・大学時代にパラスポーツに興味を持ち始めた。
・全国障がい者スポーツ大会で高校2年だった高桑選手と出会った。
・埼玉大学大学院進学
・学生時代全国レベルでの実績は残していない。
・大学院卒業後高校教諭となる。
・埼玉県内の夜間定時制の高校に勤務。
・平日の昼間と週末を高桑の指導に充てた。
・高桑選手の指導に専念するために高校教諭を退職。
・“フリーランス”のコーチとして慶大陸上部を拠点に高桑選手を指導。
・2019年から日本パラ陸連の専任コーチングディレクターを務める。
◯指導選手
・寺田明日香(女子100メートル障害日本記録保持者)
・高桑早生(パラ陸上)
・山縣亮太(男子100m日本記録保持者)

3まとめ

今回はオリンピックやその他国際大会での活躍を期待できる山縣亮太選手のコーチ高野大樹さんに注目してみました。

コーチを今まで付けなかった山縣選手が今の自分を打破し限界突破するために選んだコーチが高野コーチ。

高野コーチの指導は「聞くこと」に真髄があるよようです。選手とのコミュニケーションや信頼関係を大事にしているすばらしいコーチのようですね。

山縣選手も高野コーチと歩み始めたことで日本新記録樹立ができたのは間違いありません。

今後も応援していきましょう。

 

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